都の空気が、少しだけ変わり始めていた。
まだ誰も、それをはっきりとは感じていない。
けれど、確かに何かが動いていた。
その中心にいたのが、平清盛だった。
――平家とは何か。
それは、「平」という名前を持つ武士たちの一族のこと。
もともとは戦うことを仕事にしていた人たちで、
都の中心にいるような存在ではなかった。
その中で清盛は、少しずつ力をつけていく。
戦で結果を出し、周りから信頼されるようになり、
さらに都の中でも人とのつながりを広げていった。
ただ強いだけではなく、
人との関係も大切にしていた。
気づけば、清盛のまわりには人が集まり、
一族全体が大きな力を持ち始めていた。
「気づいたときには、もう無視できない存在になっていた」
そんな状態だったのかもしれない。
誰かが止めようと思えば、まだ止められたのかもしれない。
けれど、その「誰か」は現れなかった。
流れは、ゆっくりと、しかし確実に大きくなっていく。
やがてそれは、時代そのものを動かしていくことになる。
――すべては、ここから始まった。
※この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれています
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
気になるものがあれば、
そっとのぞいてみてください。
Amazon人気ランキングを見る

0 件のコメント:
コメントを投稿